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若松塗装工業の現場日誌・現場ブログ 記事一覧

2025年08月27日 更新

塗装前の高圧洗浄とは?“塗膜を長持ちさせる”最初の超重要ステップ!

塗装をする前に高圧洗浄? いきなり水で洗う理由って何? 実は塗装で一番大切なのは、“下地をどれだけキレイにするか”なんだ。 高圧洗浄は、外壁や屋根に付いたホコリ・カビ・コケ・チョーキング粉・排ガス汚れを一気に除去し、 塗料がしっかり密着できる素地を整えるために行う“必須工程”だよ。 高圧洗浄の基本メカニズム ・使用機材  高圧洗浄機(7~15MPa:一般の家庭用の約5~10倍の圧力) ・洗浄水量  10~15L/分で一気に洗い流す ・洗浄距離  外壁:ノズル先端を20~30cm離す/屋根:10~20cm ・時間の目安  戸建て外壁&屋根で 6~8時間(乾燥は24時間以上) ポイント:圧が強すぎると下地を傷めるので、材質に応じて圧力を調整するのがプロの腕の見せどころ! 高圧洗浄を怠ると起こるトラブル 1.早期の塗膜剥離 汚れと一緒に塗膜が浮き、1~2年で剥がれることも。 2.色ムラ・艶ムラ 表面の油分や旧塗膜粉が残ると、塗料が弾いてムラになる。 3.カビ・コケ再発 根が残ると、塗装後も下から繁殖し塗膜を押し上げる。 結局、“安く・早く”済ませたつもりが大きな出費に繋がるんだ。 高圧洗浄の種類と使い分け 水洗い(標準) 特徴:水だけで汚れを飛ばす 使う場所:基本の外壁・屋根全般 バイオ洗浄 特徴:専用洗浄剤+高圧水、カビ・藻を根こそぎ分解 使う場所:北面・日陰・コケが酷いサイディング トルネードノズル 特徴:回転水流で頑固な付着物を除去 使う場所:厚いコケ・旧塗膜浮きが酷い屋根 ソフト洗浄(低圧) 特徴:木部・モルタル劣化部を傷めず洗う 使う場所:劣化度合いが大きい壁面や窓枠まわり 洗浄後の“乾燥時間”が肝心 夏季:6~12時間 春秋:24時間 冬季 or 湿気が多い北面:36時間以上が理想 水分が残ったまま塗装すると、**膨れ・白化(ブリスター)**の原因になるから、 **「洗浄→翌日は乾燥日、その次に下塗り」**が王道工程だよ。 施主(お客様)がチェックすべきポイント ・洗浄圧と施工範囲を書面で提示しているか ・バイオ洗浄が必要な箇所を現場調査で説明してくれるか ・洗浄中の写真を撮影し、報告書で確認できるか ・養生(水しぶき対策)が隣家・植栽にも徹底されているか これを押さえれば、「念入りにやった」かどうかが一目でわかるよ! まとめ:高圧洗浄は“見えない所ほど大切”な塗装品質のカギ! ・塗装前の必須工程。汚れゼロ→密着100% ・水圧・洗浄剤・乾燥時間を現場ごとに最適化 ・手抜き=塗膜寿命を半減させる最大リスク 外壁塗装を成功させたいなら、「高圧洗浄はどのくらい時間をかけますか?写真で確認できますか?」 この一言で、工事品質の違いがぐっと見えてくるよ!  

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2025年08月07日 更新

モルタル壁に浮き膨れの原因

モルタル壁が浮いたり膨れたりすることってあるの? あるんです!モルタル壁は強度が高くて丈夫な外壁材ですが、施工後に時間が経つと、表面が浮いたり、膨らんだりすることがあります。 壁が浮いてくると、ひび割れが発生しやすくなったり、最悪の場合、モルタルが剥がれ落ちてしまうこともあるんです!見た目が悪くなるだけじゃなく、建物の耐久性にも影響するので、しっかり原因を知っておくことが大切ですよ。 なんでモルタル壁に浮きや膨れができるの? モルタル壁が浮いたり膨れたりする主な原因は 「下地との密着不良」「水の侵入」「温度変化」「経年劣化」 の4つが考えられます! 1. 下地との密着不良 モルタル壁は、コンクリートやラス網(ワイヤーメッシュ)などの下地の上に塗り重ねて施工するんですが、このときにモルタルと下地の密着が弱いと、時間が経つにつれて浮いてきてしまうことがあるんです。 特に、新築時の施工で「下地処理が不十分だった場合」や「モルタルを塗るタイミングが適切でなかった場合」に、浮きやすくなります! 2. 水の侵入 外壁にひび割れができたり、シーリング材が劣化したりすると、そこから雨水が入り込んでしまいます。水が下地とモルタルの間に染み込むと、モルタルが剥がれやすくなり、浮きや膨れが発生しやすくなるんです! 特に、塗装が劣化して防水性が落ちていると、モルタルが水を吸収しやすくなり、雨の多い地域ではこの影響が顕著に出ます。 3. 温度変化による膨張・収縮 モルタルは気温や湿度の変化によってわずかに膨張・収縮を繰り返します。この動きが長年続くことで、モルタルと下地の間に隙間ができ、浮きや膨れの原因になることがあるんです。 特に、夏の暑さと冬の寒さの温度差が大きい地域では、この影響が出やすいですね。 4. 経年劣化 どんなにしっかり施工されたモルタル壁でも、長い年月が経つと、徐々に下地との密着が弱くなり、浮きや膨れが発生することがあります。 特に、30年以上経過した建物では、壁の剥離や浮きが目立つことが多いんですよね。 浮き・膨れが発生したモルタル壁はどうすればいい? モルタル壁の浮きや膨れを見つけたら、そのまま放置しないことが大切! 早めに対策をすることで、被害を最小限に抑えられます。 【軽度の浮きや膨れの場合】 部分的に補修する 壁の浮きが小さい場合は、専用の補修材を使って部分的に補修することができるよ。 ひび割れをシーリング材で埋める 浮きの原因が「ひび割れからの水の侵入」の場合は、シーリング材でしっかり隙間を埋めて水の侵入を防ぐことが重要! 再塗装する 浮きが軽度で、モルタルが剥がれていない場合は、塗装をやり直すことで防水性を向上させられるよ! 【重度の浮きや膨れの場合】 浮いた部分を撤去する モルタルの浮きが大きい場合は、浮いた部分を削り取って、しっかりと補修し直す必要がある! モルタルを塗り直す もし下地との密着が悪い場合は、新しいモルタルを塗り直すのがベストな方法になるね。 外壁を張り替える 範囲が広く、モルタル全体が劣化している場合は、思い切って外壁をリフォームするのも一つの方法。最近では、モルタルの上からサイディングを張る「カバー工法」なども選択肢として考えられるよ! そもそも、モルタル壁の浮き・膨れを防ぐ方法はある? 完全に防ぐのは難しいけれど、日頃のメンテナンスや適切な施工をすることで、浮きや膨れのリスクを減らすことはできる! ✅ 定期的にひび割れやシーリングの劣化をチェックする → ひび割れや目地の劣化を早めに発見すれば、水の侵入を防げる! ✅ 防水性の高い塗料を使う → モルタルの塗装が劣化すると水を吸いやすくなるため、定期的に塗装をすることが大切。弾性塗料など、ひび割れに追従しやすい塗料を選ぶと◎ ✅ 外壁の定期点検をする → 10~15年ごとに外壁の状態を専門業者にチェックしてもらうことで、大きなトラブルを未然に防げるよ! まとめ:モルタル壁の浮きや膨れは早めの対策が重要! モルタル壁の浮きや膨れは、「下地との密着不良」「水の侵入」「温度変化」「経年劣化」などが主な原因。特に、水の侵入を放置すると、モルタルが剥がれ落ちるリスクもあるので注意! 浮きを見つけたら、軽度なら部分補修、重度ならモルタルの塗り直しや外壁の張り替えを検討するのがベスト! 定期的な点検とメンテナンスを行うことで、モルタル壁を長持ちさせることができるので、気になる症状があれば早めに対策するのがおすすめ!

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2025年07月10日 更新

地域密着店とは?地元に根ざすお店の魅力と強みを解説!

「地域密着店」ってよく聞くけど、普通のお店と何が違うの? 大きな違いは、商圏(ターゲット)を“地元エリア”に絞り込み、顔の見える関係づくりを重視していることだね。 大手チェーンやネット通販が全国を相手にするのに対して、地域密着店は**“町内・市内・近隣エリア”を主戦場に、リピート顧客との信頼を育てるスタイル**が特徴なんだ。 具体的には、どんな業種が「地域密着店」なの? ・工務店・外壁塗装・リフォーム会社 ・街のお医者さん・歯科医院 ・個人経営の美容室・理容室 ・地元スーパー・八百屋・精肉店 ・まちの電器屋さん・自転車屋さん 要するに、**「困ったときにすぐ駆け付けてくれる近所の頼れるお店」**が地域密着店と呼ばれることが多いね。 地域密着だと、どんなメリットがあるの? 1. 迅速な対応力 距離が近いから問い合わせ当日に訪問・納品・修理ができるケースも。 2. 顔なじみの安心感 継続的に同じスタッフが対応するので要望を伝えやすく、仕上がりのブレが少ない。 3. 地域情報に精通 気候・風土・法律・助成金など、ローカル事情まで熟知している。 4. アフターケアが手厚い ちょっとした不具合でも**“ついでに寄って見ておきますね”**という柔軟なフォローが期待できる。   デメリットや注意点は? 1. 価格がやや高い場合も → 大量仕入れが難しく、チェーン系より単価が高くなることがある。 2. 担当者の力量差が出やすい → 少数精鋭なのでベテランが不在の日は対応が遅れることも。 3. 口コミが命綱 → 地域の評判がダイレクトに影響。トラブル対応を誤ると一気に信頼を失うリスクもある。 地域密着店はどうやって生き残ってるの? ✅ 訪問・出張・小口対応など“手間ひま”で差別化 ✅ SNSやLINEで近隣住民と密なコミュニケーションを確立 ✅ 地域イベントやボランティア参加でファンづくり ✅ 口コミ紹介にインセンティブ(割引券・お礼ギフト)を設定 つまり、“近いからこそできるサービス”と“人間関係”を武器に、大手に勝てない価格や知名度を補っているんだ。  

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2025年06月30日 更新

アパートの塗り替えっていつ・なぜ必要?オーナー目線のポイントを解説!

アパートの外壁塗装、やらなきゃいけないって分かってるけど、正直タイミングが難しいよね… 確かに! 戸建てと違ってアパートは“資産価値”と“入居者満足”が直結するから、塗り替えのタイミングと内容がとても重要なんだ。   そもそも、どれくらいの周期で塗り替えればいいの? 一般的な目安は築後10~15年ごと。 以下の項目を要チェック! ・チョーキング:塗装部に触れると白い粉が付く ・クラック:幅1mm以上のひび割れ ・色褪せ・艶消え:新築時と比べて明らかにくすんでいる。 ・コーキングの劣化:目地が硬化・ひび割れ いずれか一つでも当てはまったら、築年数に関係なく塗り替えサインだよ。   塗装を後回しにすると、どうなる? 1.美観ダウン → 空室リスク増 2.外壁の防水性ダウン → 雨漏り・躯体劣化へ 3.修繕費が膨張(塗り替えだけで済んだところが、張り替え工事へ発展) 結果として長期の家賃収入に大打撃。だから“まだ大丈夫かな”と思っても、早めのメンテナンスが結局おトクなんだ。 アパート特有のポイントって? ✅ カラー計画は「入居者ターゲット」に合わせる  ・学生向け → 明るめ・ポップな2色配分  ・ファミリー向け → 落ち着いたベージュ・ブラウン系 ✅ 共用廊下・階段も忘れず同時施工 ✅ 入居者への通知と日程調整をしっかり ✅ 足場代が大きい=外壁・屋根・鉄部を一括で(分割すると足場コストが倍増) どんな塗料を選ぶといい? シリコン  耐用年数:10~13年  向いているケース:小規模アパート・短期回収型 ラジカル  耐用年数:12~15年  向いているケース:バランス重視 フッ素  耐用年数:15~20年  向いているケース:長期保有・ハイグレード化 無機  耐用年数:18~25年  向いているケース:大規模物件・メンテ最少化 **入居者募集の“ウリ”**にするなら、耐久性+機能性(低汚染・遮熱など)をセットで提案すると差別化できるよ。   費用ってどのくらい見ておけばいい? ・20戸程度・2階建て(外壁180㎡前後)  → シリコン塗装:約120~150万円 ・30戸程度・3階建て(外壁300㎡前後)  → ラジカル塗装:約220~260万円 ※足場・共用部鉄部・付帯部込みの概算。 **屋根や防水が必要なら+20~30%**を想定しておこう。 業者選びのチェックリストは? 1.共同住宅の実績が豊富か 2.工事中のクレーム対応フローがあるか 3.工程ごとの写真提出・完了報告書があるか 4.オーナー・入居者向けの事前説明会の有無 5.アフター点検(1年・3年)が契約書に明記されているか まとめ:塗り替えは“空室対策+資産保全”の最強コンビ! ・築10~15年 or 劣化サインで即検討 ・足場を活かして外壁・屋根・鉄部をワンセットで ・ターゲットに合った色選び+耐久塗料で差別化 ・実績&報告体制がある施工店を選ぶとトラブル回避 アパート経営は“収益物件=ビジネス”。 だからこそ、計画的な塗り替えが入居率と将来価値を守る最重要カギだよ!

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2025年06月24日 更新

一級建築塗装技能士とは?信頼の証として押さえておきたい国家資格を解説!

「一級建築塗装技能士」って何?どんな人が持ってる資格なの? それは、「建築物の塗装」を仕事にする職人さんが持てる国家資格だよ。 一級建築塗装技能士は、塗料の知識や塗装技術の管理能力だけでなく、**安全・施工管理面でも基準を満たしている“塗装のプロ中のプロ”**なんだ。 一級や二級もあるの?    二級 → 基本的な塗装ができる職人 ✨ 一級 → 現場で責任を持って指導・管理できるレベル ✨ だから、一級建築塗装技能士は現場のリーダー格として活躍できる人ってことなんだね。   具体的にはどんなことができる資格なの? 一級を持っている人は… ・外壁や屋根などの塗り替えの施工計画を立てられる ・使用する塗料や下塗り材、中塗りの選定ができる ・後輩職人の教育もできるレベル ・品質チェックや安全管理、工程管理まで任せられる つまり、単に塗るだけじゃなく、現場全体の責任者として働ける人材ってことだよ。 弾性塗料には、伸び具合によっていくつかの種類があるよ。 まず「微弾性塗料」。これは軽く伸び縮みする塗料で、仕上がりがきれいで使いやすく、ちょっとしたひび割れに対応できるタイプ。 次に、いわゆる「弾性塗料」と呼ばれるタイプ。こちらは一般的な住宅の外壁塗装でよく使われていて、ある程度のひび割れにもしっかり対応できる。 さらに「高弾性塗料」と呼ばれるものもあって、これはゴムのようにしっかり伸びるタイプで、壁の動きが大きい場所や、すでにクラック(ひび割れ)が出ている壁に使われることが多い。 塗装工事で一級技能士がいると何が良いの? ポイントは大きく3つあるよ! 1. 施工品質が安心できる 専門知識と技術があるから、仕上がりの品質が高くなる可能性が高い。 2. 工程の正しい判断ができる 「この下地にはどの下塗り材がいいかな?」「乾燥時間はどれくらい?」など、適切に施工計画を組む能力があるから、手抜きが起きにくいんだ。 3. 万が一のトラブルにも対応が早い 品質や安全面でリーダーとして指揮できるので、問題発生時にも迅速な対応が可能。ここが技術の違いだよね。 資格はどうすれば取れるの? 一級を取るには… 二級取得後に**実務経験(約4〜5年程度)**が必要 学科試験(筆記)と実技試験(実際に塗装作業)に合格 厳しい審査に通って、国家資格として認定される! だから、非常に難しく価値のある資格と言われているんだ。   「一級技能士がいるかどうか」で業者を選ぶべき? ぜひ、選ぶポイントに入れてほしい! ✨「工事に直接関わる職人さんに一級技能士がいますか?」 と聞ければ、塗装の質や管理力を見定める指標になるよ。 もちろん、資格だけがすべてじゃないけど、職人への信頼感が一気に高まる要素にはなるんだ! まとめ:一級建築塗装技能士は“技術と管理のスペシャリスト”! 一級建築塗装技能士は、塗装に関する高度な技術・知識・管理能力を持つ国家資格者。 仕上がりのクオリティだけでなく、塗装品質・安全管理・職人教育など全体を見る力がある人材だよ。 ✅ 一級技能士がいる現場は安心感が違う ✅ 高い品質や長期保証を期待したい人向き ✅ 職人の人材育成や工程管理のレベルも期待できる! 外壁塗装を検討中なら、「一級建築塗装技能士の職人がいますか?」とぜひ聞いてみてね! 目に見えないけれど、施工の満足度に直結する、とても重要な要素だから!  

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2025年06月13日 更新

外壁塗装の下塗りとは?見えないけれど超重要な“塗装の土台”を解説!

外壁塗装って「色を塗る」だけじゃないんだよね? そうそう!実は外壁塗装って、3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が基本なんだ。 その中でも一番目に塗る「下塗り」は、見えないけどめちゃくちゃ重要な工程なんだ。 下塗りは、**仕上げ塗料の密着性を高めて、塗装の持ちを良くする“土台作り”**の役割をしているんだ。   具体的に、下塗りって何をしてるの? 下塗りでは、「下塗り材(プライマー・シーラー・フィラーなど)」と呼ばれる専用塗料を使って、 外壁の表面に塗料がしっかりくっつくための接着剤のような層をつくっているんだ。 例えば… 吸い込みの激しい外壁を均一に整える 劣化した下地を強化する 仕上げ塗料がムラにならないようにする といった役割があるから、下塗りを手抜きすると、上塗りが早く剥がれたり、見た目が汚くなったりするんだ。   中塗りや上塗りとは違う塗料を使うんだ? そう! 下塗りでは、「透明」や「白色」の専用塗料が使われることが多いんだ。 これは中塗り・上塗りに使う着色された仕上げ塗料とはまったく別物なんだ。 よく使われる下塗り材には、こんな種類があるよ。 ■ プライマー → 下地と塗料の密着性を高める接着剤のような役割。 金属やコンクリートなど、つるつるした面にも使える。 ■ シーラー → 吸い込みを防ぎ、下地を整える役割。モルタルやALCなど吸水性のある外壁材に使われる。 ■ フィラー → 小さなひび割れや凹凸を埋めて、なめらかな仕上がりに整えるタイプ。 とくにモルタル外壁に多く使用される。   下塗りをしないと、どうなるの? これ、実はすごく怖い話で… ・数年で塗膜がペリペリ剥がれてくる ・色ムラが出て見た目が悪くなる ・雨水が侵入して外壁が劣化しやすくなる なんてことが実際にあるんだ。 つまり、**どれだけ高級な上塗り材を使っても、下塗りがダメだと意味がない!**ってこと。 だから、「どんな下塗り材を使いますか?」と業者に確認するのはとても大事なんだ。   下塗り材って、外壁の種類によって変わるの? うん、かなり変わるよ! たとえば… ・モルタルやサイディング → シーラーや微弾性フィラー ・金属系の外壁(ガルバリウムなど)→ 専用の金属プライマー ・ALCパネル → 吸水性が高いため、厚めのシーラーやフィラーを使うことも 外壁材の特徴や劣化具合に合わせて、最適な下塗り材を選ばないと、性能を発揮できないんだ。   下塗りはどのくらい時間がかかるの? 一般的には、1日で終わることが多いよ。 でも、外壁の面積や劣化の状態によっては2日かかることもあるし、しっかり乾燥させる時間も必要なんだ。 塗料によっては「◯時間以上乾燥させてから中塗りをしてください」って決まってるから、焦って次の工程に進むと失敗のもとになるんだよね。   業者がちゃんと下塗りしてるかって、見てわかる? 下塗りは無色や白だから分かりにくいけど、塗った面がほんのりツヤっぽくなる、白く見える、などの変化があるよ。 それでも不安なら、工程ごとに写真を撮ってくれる業者を選ぶと安心! 「今日は下塗りまでやりますね」 「今、フィラーを塗ってます」 みたいに**工程を逐一説明してくれる業者なら、信頼感があるよね。   まとめ:下塗りは“外壁塗装の土台”!手抜きは厳禁! 下塗りは、仕上がりの見た目・耐久性・防水性を左右する、超重要な工程。 派手ではないけれど、外壁塗装を長持ちさせるためには欠かせない作業なんだ。 ✅ 下地との密着を高める接着剤のような役割 ✅ 外壁の種類に合わせて、最適な下塗り材を選ぶことが大事 ✅ いい上塗りも、下塗りがしっかりしていなければ意味がない! これから外壁塗装を考えている人は、「下塗りは何を使うんですか?」「工程写真はもらえますか?」とぜひ業者に聞いてみてね! 見えない部分だからこそ、丁寧にチェックして、後悔のない塗装工事にしよう!

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2025年06月07日 更新

遮熱塗装とは?

1.はじめに 遮熱塗装とは、建物の表面に塗ることで太陽光を反射し、表面温度の上昇を抑える塗料のことです。特に、夏場の強い日差しを浴びると、建物は太陽光を吸収して熱を内部に伝え、室内温度が上昇します。しかし、遮熱塗装を施すことで、この熱の侵入を抑え、建物内を涼しく保つ効果が得られます。 遮熱塗装の目的は、室内温度を下げて空調の使用を減らすことです。これにより、冷房の電力消費が抑えられ、省エネ効果が期待できます。また、地球温暖化や都市部のヒートアイランド現象への対策としても有効です。ヒートアイランド現象は、都市が周囲よりも高温になる現象で、コンクリートやアスファルトが熱を吸収することが一因です。遮熱塗装が多くの建物に使用されることで、都市全体の温度を下げる効果も見込めます。 2. 遮熱塗装の仕組み 遮熱塗装の仕組みは、太陽光の反射率と吸収率に関係しています。太陽光には、可視光線、赤外線、紫外線が含まれていますが、この中でも赤外線は熱エネルギーの大半を占めます。遮熱塗料は「高反射性顔料」という特殊成分を含んでおり、この顔料が赤外線を効果的に反射します。これにより、塗装した建物の表面温度を抑え、内部に伝わる熱も軽減されます。 従来の塗料は太陽光を吸収しやすいため、外壁や屋根の温度が上がりやすいのですが、遮熱塗装はその吸収を最小限にとどめ、反射によって熱の侵入を防ぎます。結果として、建物内の温度を下げ、エアコンなどの冷房負荷を軽減します。 3. 遮熱塗装のメリット 遮熱塗装のメリットはさまざまです。まず、室内温度の低下により、冷房の使用が減るため、電気代の節約につながります。特に、夏場の電力消費は冷房が大きな割合を占めるため、この効果は非常に大きいです。また、冷房の使用が減ることで、二酸化炭素排出量も抑えられ、環境負荷の軽減にもつながります。 さらに、建物自体の保護にも役立ちます。外壁や屋根は、長年の紫外線や熱の影響で劣化が進みますが、遮熱塗装によってこれらのダメージが軽減され、建物の耐久性が向上します。特に、塗装が劣化しにくくなるため、メンテナンスの頻度も減り、長期的に見てもコスト削減が期待できます。 都市部におけるヒートアイランド現象の緩和も、遮熱塗装の大きなメリットです。大量の建物に遮熱塗料を使用することで、街全体の温度上昇を抑えることができ、快適な都市環境を保つ効果が期待されています。   4. 遮熱塗装の種類と選び方 遮熱塗装にはいくつかの種類があり、建物の用途や環境に応じて適切な塗料を選ぶことが重要です。代表的なものに「高反射塗料」や「特殊樹脂を使った塗料」があります。高反射塗料は反射率が非常に高く、特に赤外線を効率よく反射します。一方、特殊樹脂塗料は、耐久性に優れ、長期間にわたってその効果を維持することができます。 選び方のポイントは、施工する場所や目的に応じて最適な塗料を選定することです。住宅の屋根や外壁では、美観と耐久性のバランスが重要です。一方、工場や倉庫のような広い面積の塗装では、コストパフォーマンスが重視される場合もあります。プロの施工を依頼するか、自分でDIYで行うかによっても選ぶべき塗料が異なりますので、施工方法も含めて検討が必要です。   5. 遮熱塗装の適用事例 遮熱塗装は、住宅、商業施設、工場などで広く使用されています。例えば、商業施設では、屋根に遮熱塗装を施すことで、冷房負荷を大幅に軽減し、施設内の温度管理が容易になります。また、倉庫や工場では、広い屋根や外壁に塗布することで、内部の作業環境を改善し、従業員の快適さを向上させる効果もあります。 住宅の場合、遮熱塗装を屋根に施工することで、夏場の冷房使用量が減り、家庭の電気代を節約することが可能です。さらに、遮熱塗装は気候や地域に合わせて選定されることも多く、例えば湿度の高い地域では、防水性能を備えた遮熱塗料が選ばれることが一般的です。   6.まとめ 遮熱塗装は、建物の温度管理を効率化し、省エネ効果をもたらす非常に有用な技術です。室内温度の低下、電気代の節約、建物の耐久性向上、さらには都市のヒートアイランド現象の緩和など、多くのメリットがあります。今後、地球温暖化対策やエネルギー消費の削減がますます重要視される中で、遮熱塗装の需要はさらに高まることが予想されます。 持続可能な社会を目指す上で、遮熱塗装は今後も欠かせない技術として、広く普及していくでしょう。

お知らせ

2025年06月04日 更新

塗装工事における塗装の種類

1.はじめに 塗装工事は、建物の外観を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から守るために非常に重要な作業です。適切な塗料を選ぶことで、建物の耐久性が向上し、メンテナンス費用を抑えることができます。しかし、塗装にはさまざまな種類があり、目的や場所によって最適なものが異なります。本記事では、塗装の基本的な種類や用途別に適した塗料、さらには最近注目されている機能性塗料について詳しく解説します。 2. 油性塗料と水性塗料 まず、塗料の大きな分類として「油性塗料」と「水性塗料」があります。これらは、主に屋外用か屋内用か、環境に与える影響、そして耐久性などで違いがあります。 油性塗料は溶剤を基にしているため、耐久性や防水性に優れています。特に屋外で使用されることが多く、強い紫外線や雨風に対する保護効果が高いです。ただし、臭いが強く、施工時には換気が必要です。また、乾燥に時間がかかる点もデメリットと言えます。屋外での使用が一般的ですが、長持ちするという利点があり、外壁や屋根などに向いています。 一方、水性塗料は水を主成分とした塗料で、臭いが少なく環境にもやさしいという特徴があります。屋内での使用に適しており、乾燥が速いことも魅力です。特に住宅の内装やDIYで使われることが多く、扱いやすさが利点です。ただし、油性塗料に比べると耐久性に劣る場合があるため、使用する場所に応じて選ぶ必要があります。 3. 用途別の塗装 塗装の用途は非常に多様で、外壁、内装、防水といった目的に応じた塗料を選ぶことが大切です。 外壁塗装では、耐候性の高い塗料が一般的に使用されます。外壁は常に雨や紫外線にさらされるため、耐久性が重要です。シリコン塗料やフッ素塗料がよく使われ、これらは長期間にわたって外観を保つことができます。また、近年では断熱性や防汚性を持つ塗料も普及しており、エネルギー効率の向上や建物の美観維持に一役買っています。 内装塗装は、美観を整えるだけでなく、室内の環境に直接影響を与えます。例えば、防カビ効果のある塗料は、湿気が多い場所や換気が難しい部屋に最適です。また、デザイン性を重視した塗料も多く、部屋の印象を大きく変えることができます。水性塗料が主流で、臭いが少なく、乾燥が早いため、居住中の施工にも向いています。 防水塗装は、屋上やベランダ、外階段など、雨水がたまりやすい場所に使われます。ウレタン塗料やシリコン塗料が防水塗料として広く使用されており、弾力性があり、ひび割れを防ぐ機能も持っています。これにより、雨漏りを防ぎ、建物全体の劣化を防止する効果が期待されます。 4. 機能性塗料 近年では、塗装の目的が「保護」や「美観」を超え、さまざまな機能を持つ塗料が注目されています。これらの塗料は、特定の環境下での効果を発揮し、建物の性能を向上させます。 断熱塗料は、外壁や屋根に使用されることが多く、夏は熱を反射して涼しく、冬は暖気を逃がさないという効果があります。これにより、室内の快適性が向上し、エアコンなどの使用を減らすことで省エネにもつながります。 防汚塗料は、外壁に使用されることが多く、汚れが付きにくい効果があります。特に雨が降ると汚れが自然に落ちるセルフクリーニング機能を持つものもあり、外壁のメンテナンスが容易になります。これにより、長期間にわたって美観を維持することが可能です。 防錆塗料は、鉄や鋼などの金属部分に使用され、サビの発生を防ぎます。金属は湿気や雨によって容易に腐食するため、これらの塗料は橋やフェンス、鉄骨構造の建物などで使用され、長期的に保護する効果があります。 5. まとめ 塗装工事では、塗料の選び方が工事の結果に大きく影響します。油性塗料と水性塗料の違いや、用途別の最適な塗料を理解することで、建物の保護や美観を効果的に維持できます。さらに、機能性塗料を活用することで、断熱効果や防汚効果、防錆効果などの付加価値を得ることができます。塗料を適切に選び、長期的なメンテナンスコストを抑えるためにも、塗料の特性を理解し、計画的な塗装工事を行うことが重要です。  

お知らせ

2025年05月14日 更新

塗装業におけるコーキングの種類と選び方

コーキングってそもそも何ですか? コーキングとは、建物の隙間や目地に防水・防塵・断熱の効果を持たせるために充填材を詰めることなんです!建物の外壁や窓周りに隙間があると、雨水や湿気が入り込んで建物の劣化が早まってしまいます。なので、塗装業でもコーキング処理がとても重要なんです! 塗装にも関係あるんですね? はい、関係が大ありです!もしも隙間を放置したまま塗装すると、すぐにひび割れたり、剥がれてしまうことがあります。特に外壁塗装では、コーキングの仕上がり次第で塗装のもちが大きく変わってくるんですよ。だからこそ、塗装前に適切なコーキング処理を行うことで、見た目も耐久性も良くなるんです! コーキング材にもいろいろな種類があるんですか? そうなんです。コーキング材には「シリコン系」「アクリル系」「変成シリコン系」「ポリウレタン系」といった種類があり、それぞれ特性が異なるため、目的や環境に合わせた選び方が大切なんです! 具体的にそれぞれどんな特徴があるのですか? まずは「シリコン系コーキング」です。耐水性が非常に高く、水が多い場所でよく使われます!柔軟性もあるため、建物の動きに合わせて伸縮するんですが、塗装ができないので、外壁で色を塗りたい場合には不向きです。 次に「アクリル系コーキング」。塗料との相性がよく、上から塗装が可能な点が特徴です。価格が安価でDIYにも扱いやすいのが魅力ですが、耐水性や耐久性はシリコン系に劣るので、室内や補修用として使われることが多いです。 「変成シリコン系コーキング」は最近とても人気です!シリコン系の耐水性と柔軟性を持ちながら、アクリル系と同じように塗装ができるという優れたバランスで、外装・内装問わず幅広く使える万能タイプです。 最後に「ポリウレタン系コーキング」。これが一番強度が高く、外壁やコンクリートなど厳しい環境でも長持ちするコーキング材です!塗装も可能で、しっかり密着するため耐久性が特に求められる場所で使われます。ただし施工には手間がかかるため、プロの現場でよく使われるんです。 コーキングを施工するときのポイントはありますか? あります!まずはしっかりとした下地処理が大切なんです。油分やホコリを落としてからプライマーを塗ると、コーキング材がしっかり密着して長持ちしやすくなります。次に、量を均等に入れて隙間が残らないようにすることが大切です。最後にヘラで表面をならして仕上げることで、きれいに隙間を塞げます。施工後に乾く前に雨が降ってしまうと劣化が進んでしまうので、施工時期や天候にも注意が必要です! コーキング材の選び方って本当にそんなに重要なんですね? 本当に重要です!建物の防水性や塗装の仕上がり、そしてその持ちに大きく影響しますので、用途や状況に合わせて適切に選ぶことがとても大切です。また、施工後にどれくらい持続するかが顧客満足度にもつながるので、最新のコーキング材や技術を取り入れることで、より質の高い仕上がりを提供できるんです。 塗装業で使うコーキング材は、用途や環境に応じて選ぶことで、仕上がりの美しさと耐久性がぐっとアップします!

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