現場ブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

さいたま市の外壁塗装・屋根工事は若松塗装工業にお任せ > 現場ブログ > スタッフブログ > 塗装工事の基本的な流れとポイント

塗装工事の基本的な流れとポイント

スタッフブログ 2025.01.27 (Mon) 更新

1. はじめに

塗装工事は、建物をただキレイにするだけでなく、建物を守るためにもとても大事な作業です。外壁や屋根に塗る塗料は、雨風や紫外線から建物を守る「保護膜」のような役割を果たしており、これが劣化するとひび割れや錆が進行して、内部に水が入って建物自体が傷む原因になることもあります。

工事のタイミングとしては、だいたい10年から15年くらいが目安です。塗装が剥がれたり、色が薄くなったりしてきたら、そろそろ工事を考えるべき時期かもしれません。最近では、外観を一新したいとか、資産価値を保つために塗装工事を依頼する方も増えています。ここでは、塗装工事の流れについて、具体的に説明していきます。

2. 塗装工事の前準備

工事を始める前には、まず現場調査と打ち合わせが必要になります。塗装業者が建物の外壁や屋根の状態をチェックして、どんな塗料を使うか、どういう作業が必要かを提案してくれます。それに基づいて、工事内容や費用、スケジュールを決めていく流れになります。この時点で、塗料の色や材料も一緒に選びます。

塗料の種類には、アクリルやウレタン、シリコン、フッ素などがあり、それぞれ耐久性や価格に違いがあります。最近では、断熱効果や防水性能に優れた塗料もあり、選択肢がかなり広がっています。色については、実際のサンプルを見ながら慎重に決めることになります。

それから、工事に入る前には近隣への挨拶も大事です。足場を組んだり、高圧洗浄で大きな音が出たりするので、事前に説明をしておかないとトラブルになることもあります。しっかり挨拶しておくことで、工事がスムーズに進むことが多いです。

3. 足場の設置

いよいよ工事が始まると、まずは足場の設置からスタートします。高い場所での作業になるので、安全に作業をするためには足場が必要です。通常は鉄やアルミで作られた足場を、建物の形に合わせてしっかりと組み立てます。

足場が完成したら、次に行うのが養生作業です。養生とは、塗料が飛び散って他の部分に汚れがつかないように、窓やドア、庭などをビニールシートやテープで覆う作業のことです。これをきちんと行うことで、余計な部分が汚れずに済み、近隣への迷惑も最小限に抑えることができます。

4. 下地処理

足場と養生が終わったら、次に行うのが下地処理です。この作業は塗装の仕上がりや耐久性を大きく左右するため、とても重要です。塗装前に下地をしっかり整えておかないと、どんなに高品質な塗料を使ってもすぐに剥がれたり、ムラができたりしてしまうことがあります。

まず最初に行うのが高圧洗浄です。これは外壁や屋根に付着した汚れや古い塗膜を、水圧でしっかりと洗い流す作業です。汚れやコケ、カビなどが残っていると、塗料がしっかりと密着しないため、この工程が非常に大切です。

次に、外壁や屋根に**クラック(ひび割れ)**があった場合、その補修を行います。ひび割れがそのままでは、そこから水が浸入してしまい、建物にダメージを与える可能性があります。専用のシーリング材を使って、ひびを埋めていきます。

もし、鉄部がある場合はサビ止めも必要です。錆が広がると鉄部が腐食し、強度が落ちてしまうため、しっかりと錆を落としてからサビ止めを塗ります。これにより、鉄部の長寿命化が期待できます。

5. 塗装作業

下地処理が終わったら、いよいよ塗装作業に入ります。塗装は大きく分けて、下塗り、中塗り、上塗りの3段階で進めていきます。それぞれの工程に役割があり、1回だけ塗るよりも、複数回に分けて塗ることで塗料がしっかりと定着し、耐久性も向上します。

下塗りは、塗料が外壁や屋根にしっかりと密着するようにするための作業です。いわば「接着剤」の役割を果たし、この工程を丁寧に行うことで、次の塗料がしっかりと定着します。
中塗りは、塗装の厚みを出す工程です。色を均一に塗り広げ、強度を上げるために重要な役割を果たします。塗装の仕上がりを左右する大切な段階です。
上塗りは、最終的な仕上げです。見た目を美しくするだけでなく、耐久性や防水性を高めるためにも大切です。この工程でしっかりと塗膜を形成し、外的要因から建物を守ります。
塗料が乾くには時間がかかるため、各工程ごとにしっかりと乾燥時間を取る必要があります。これを省略してしまうと、塗装が長持ちしない原因になってしまうので、しっかり乾かすことがポイントです。

6. 仕上げと点検

塗装作業が終わったら、仕上げに入ります。まず、塗装の仕上がりが均一であるか、ムラがないか、しっかりと確認します。また、細かい部分や隅の方もしっかり塗れているか、見落としがないかを職人さんがチェックします。

その後、足場や養生シートを外していきます。このとき、周囲に汚れやゴミが落ちていないか、しっかりと掃除を行います。近隣の方々に迷惑をかけないよう、工事現場を綺麗にして終えることも大切です。

最後に、依頼主と一緒に仕上がりを確認してもらい、問題がないかどうかチェックを行います。もし気になる箇所があれば、その場で手直しをすることが一般的です。こうして塗装工事は完了となります。

7. アフターフォロー

塗装工事が無事に完了した後も、しっかりとしたアフターフォローが大切です。塗装は時間と共に劣化していくものなので、施工が終わってからも定期的な点検やメンテナンスが必要になります。業者によっては、工事後に無料の定期点検を提供しているところもあります。この定期点検を受けることで、塗装に問題がないかどうかを早期に確認でき、必要な手入れを施すことが可能です。

さらに、ほとんどの塗装工事には保証期間が設定されていることが多いです。一般的には、塗料の種類や施工内容によって3年から10年の保証が付く場合があります。この保証期間内に何か問題が起きた場合は、業者が無償で補修対応してくれることが一般的です。ただし、保証内容は業者ごとに異なるため、契約時にしっかり確認しておくことが重要です。

また、塗装が長持ちするかどうかは、定期的なメンテナンスにかかっています。例えば、外壁や屋根にホコリやカビが付着した場合は、早めに洗い流すことで、塗装の寿命を延ばすことができます。特に、苔やカビが広がりやすい環境では、清掃をこまめに行うことが必要です。これによって、塗装面が綺麗な状態を保ちやすくなり、長期間にわたって美観と保護機能を維持することができます。

塗装後のメンテナンスやアフターフォローをしっかり行うことで、塗装の効果を長持ちさせ、建物自体の寿命を延ばすことにもつながります。

8. まとめ

塗装工事の流れは、現場調査や打ち合わせから始まり、足場設置、下地処理、塗装作業、そして仕上げや点検、アフターフォローまで、しっかりとしたステップを踏んで行われます。それぞれの工程が建物を保護し、美観を保つために重要な役割を果たしています。特に、下地処理や塗装の丁寧さが、塗装の耐久性に大きく影響を与えるため、信頼できる業者を選ぶことが非常に大切です。

また、塗装工事が完了した後も、定期的な点検やメンテナンスをしっかり行うことで、塗装の効果を長く維持でき、建物の寿命も延ばすことができます。信頼できる業者と一緒に、しっかりとした工事の流れを踏んでいくことで、安心して長期間住むことができる環境を作ることができるでしょう。

 

 

 

 

 

 

さいたま市地域密着!お客様の大切なお家を守ります ご相談・見積り・診断は無料です!!

048-764-9781 受付時間/9:00~18:00(定休日 日曜日)

  • お気軽にご相談下さい!外壁・屋根診断 外壁・屋根診断はこちらから
  • クオカード進呈中!お見積依頼 見積依頼はこちらから

他社でお見積り中の方も大歓迎!失敗しないためにもぜひ比較してください!!