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ALC外壁への塗装とは?重要性とポイント

スタッフブログ 2025.04.09 (Wed) 更新

1.はじめに

ALC(軽量気泡コンクリート)外壁は、断熱性や耐火性に優れた外壁材として広く使われています。その軽量さと強度に加えて、施工のしやすさからも人気ですが、適切な塗装とメンテナンスが欠かせません。ALCは多孔質で水を吸いやすいため、定期的な塗装による防水処理が必要です。このコラムでは、ALC外壁に塗装が必要な理由や適切な塗料の選び方、施工のポイントについて解説します。

2. ALC外壁に塗装が必要な理由

ALC外壁が広く採用されている理由の一つは、その優れた断熱性や耐火性ですが、一方で多孔質のため吸水性が高いという特性も持っています。ALC自体は頑丈な素材ですが、外的要因にさらされると、水分を吸収して内部が劣化してしまう可能性があります。これが進行すると、ひび割れや剥離といった外観上の問題だけでなく、建物自体の耐久性も損なわれることになります。

特に紫外線や雨風といった自然の影響を直接受けるため、塗装が防水や保護の役割を果たし、外壁の劣化を防ぐことが重要です。また、塗装は外観を美しく保つためだけでなく、ALCの素材を長期間にわたって保護する機能も持っています。

3. ALC外壁に適した塗料

ALC外壁に適用される塗料は、耐久性と防水性が求められるため、慎重に選ぶ必要があります。以下は、代表的な塗料とその特徴です。

・シリコン塗料: 耐候性が高く、コストパフォーマンスに優れた塗料です。耐用年数は10~15年程度で、住宅の外壁塗装として広く利用されています。

・フッ素塗料: 耐久性に優れ、約20年の長期間にわたり劣化を防ぎますが、コストは高めです。長期間メンテナンスを避けたい場合には最適です。

・ウレタン塗料: 柔軟性があり、ひび割れやすい場所にも適しているものの、耐久性は5~8年程度とやや短めです。比較的安価ですが、定期的なメンテナンスが必要です。

これらの塗料から選ぶ際は、建物の立地条件や予算、メンテナンス頻度を考慮しましょう。最近では、環境に配慮した低VOC(揮発性有機化合物)塗料も登場しており、環境保護の観点からこれらの塗料を選ぶことも増えています。

4. ALC外壁の塗装工程

ALC外壁の塗装には、いくつかの重要なステップがあります。まず、外壁の状態を整える下地処理が必須です。ALC外壁は時間の経過とともに汚れやひび割れが発生することがあるため、これを高圧洗浄機で洗浄し、クラックがあればシーリング材で補修します。この段階を怠ると、塗料がしっかりと密着せず、すぐに剥がれてしまうことになります。

次に行うのが、下塗りです。下塗りは、塗料の密着性を高め、ALCの多孔質な表面への塗料の吸収を防ぐ役割を果たします。続いて、中塗り・上塗りの2層を重ねます。この作業により、塗膜の耐久性が増し、外壁を外的ダメージから守ります。塗装は晴天時に行うのが理想で、湿度が高い日や雨の日は避けるべきです。

5. ALC外壁塗装の注意点

ALC外壁の塗装は、DIYでの施工が難しい分野です。ALC特有の多孔質な性質を考慮し、適切な下地処理や塗料の選定を行うには専門的な知識が必要です。施工の際に、天候条件や外壁の状態に十分な注意を払わなければ、塗装がうまく定着せず、結果的に再度塗装し直す手間と費用が発生する可能性もあります。

信頼できるプロの業者に依頼することで、これらのリスクを減らし、確実に外壁を保護することができます。業者を選ぶ際には、過去の実績や使用する塗料、施工のスケジュールなどをしっかり確認し、事前にしっかり打ち合わせを行うことが重要です。

6. まとめ

ALC外壁は、その優れた性能から住宅や商業施設で広く使われていますが、その特性を活かすためには定期的な塗装とメンテナンスが必要不可欠です。適切な塗料選びと確実な施工により、ALC外壁の寿命を延ばし、建物の美観と機能を長く保つことが可能です。塗装のタイミングを見逃さず、プロに任せることで、安心して快適な住環境を維持できます。

 

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