通気緩衝工法とは?防水層のふくれや剥がれを防ぐ優れた防水施工法を解説!

「通気緩衝工法」って初めて聞いたけど、防水のやり方のひとつなの?
そう!
通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)は、主にウレタン防水を施工するときに用いられる特別な工法のひとつだよ。
特に、既存の下地に水分や湿気がたまりやすい場所や、下地の状態があまり良くないときに選ばれる方法なんだ。
防水工事をしても、内部に湿気が残っていると、後から塗膜が膨れてしまったり、剥がれてしまったりすることがあるんだよね。
それを防ぐために考えられたのが「通気緩衝工法」なんだ。
普通のウレタン防水とは何が違うの?
大きな違いは、「通気緩衝シート」と呼ばれる特殊なシートを使うこと。
このシートには**小さな空気の通り道(隙間)**がたくさんあって、下地から発生する水蒸気を外へ逃がす役割があるんだ。
さらに、防水層の一部に「脱気筒(だっきとう)」という筒状の部品を設置して、シート内にたまった水分や空気をスムーズに排出するんだよ。
だから、湿気による塗膜の膨れや剥がれを未然に防ぐことができるってわけ。
通気緩衝工法のメリットは?
たくさんあるよ。代表的なものを紹介すると…
1. 塗膜のふくれ・剥がれを防げる
下地に湿気が残っていても、通気シート+脱気筒で水分を排出できるから、施工後の不具合が起きにくい。
2. 下地の状態が悪くても施工しやすい
少し劣化したモルタルや古いコンクリートでも、通気シートが下地との緩衝材になってくれるから安心。
3. 長持ちしやすい防水層ができる
防水層が膨れたり破れたりしにくくなる分、結果的に耐用年数も伸びやすいんだ。
4. 結露や内部の蒸れを抑える
建物内部にこもった湿気が逃げやすくなるので、下地の腐食やカビの発生も予防できるのが嬉しいポイント!
デメリットや注意点はあるの?
もちろん、いくつかあるよ。
1. 通常のウレタン防水より費用が高め
シートや脱気筒を使う分、材料費・施工手間が増えるから、価格はやや上がる傾向にあるんだ。
2. 工期が少し長くなることもある
シートの貼り付け作業や、脱気筒の設置などが加わるため、通常より1〜2日程度多くかかることがあるよ。
3. 平らで広い場所が適している
あまりに複雑な形状の場所や、狭い部分には施工しにくいケースもあるんだ。
でも、それ以上に信頼性が高くて、安心して長く使える防水層ができるのが通気緩衝工法の魅力なんだよ。
実際にはどんな場所に使われているの?
こんな場所におすすめ!
✅ コンクリート造の屋上(特に既存の防水が劣化している場合)
✅ 築年数が経っていて、下地に不安がある建物の屋根やバルコニー
✅ 雨漏りのリスクをできるだけ抑えたい建物全般
✅ 木造住宅のバルコニーで、床下からの湿気が心配なケース
特に「前に塗った防水がすぐ膨れてしまった」「屋上の防水を長持ちさせたい」という相談には、通気緩衝工法がよく提案されるよ。
脱気筒って目立つ?見た目は大丈夫?
確かに気になるところだよね。
脱気筒はステンレス製やプラスチック製の小さな筒状のパーツで、だいたい高さ10〜20cm程度。
屋上の端や隅っこに設置されることが多くて、普段の生活ではあまり目立たないよ。
最近では、小型で目立ちにくいタイプや、色付きのものもあるから、見た目が気になる人にも配慮した設計ができるよ。
まとめ:通気緩衝工法は“湿気トラブルを防ぐ安心の防水工法”!
通気緩衝工法は、ウレタン防水の弱点である「湿気による塗膜のふくれ」を防ぐために考えられた、より安心できる防水のやり方。
✅ 湿気が残っていても安心して防水できる
✅ 下地の状態が悪くても施工可能
✅ 防水層が長持ちしやすく、結果的にコスパも◎
特に、屋上や広いベランダなどで「防水の信頼性を高めたい」という人にはとてもおすすめの工法なんだ。
これから防水工事を考えるなら、「通気緩衝工法での提案もできますか?」と業者さんに聞いてみよう!

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