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スタッフブログの記事一覧

2025年11月18日 更新

マンションの塗り替えって何年ごと? 工程・費用・ポイントを一気に解説!

マンションの外壁塗装って、戸建てよりも複雑そうだよね… そのとおり! 専有部と共用部、居住者・管理組合・施工会社――3者の調整が必須だから、計画規模も大きくなるんだ。 塗り替え周期の目安は? 鉄筋コンクリート外壁  一般的な目安:10〜12年  劣化サイン:チョーキング・爆裂 鉄部手すり・門扉  一般的な目安:5〜 8年  劣化サイン:サビ・塗膜はがれ 屋上防水  一般的な目安:10〜15年  劣化サイン:ふくれ・水たまり 共用廊下長尺シート  一般的な目安:8〜10年  劣化サイン:破れ・めくれ 管理組合の長期修繕計画で「12年周期」が定番だけど、上記サインが出たら年数に関係なく要検討だよ。 戸建てとココが違う!マンション塗装のポイント ✅ 大規模修繕工事の一部 → 塗装・防水・シーリング・タイル補修を一括足場で実施。足場費だけで数百万円だから、工事項目を同時に行うのが鉄則。 ✅ 住民説明会が必須 → 足場組立・高圧洗浄の騒音、バルコニー立入、洗濯物制限など、生活への影響を事前共有。 ✅ 管理組合の合意形成 → 3/4以上の賛成など、総会決議が必要(区分所有法)なので、資料・色見本・費用根拠を分かりやすく提示するとスムーズ。 塗料選びは「コスト+耐久+意匠」で! シリコン 耐用年数:10〜13年 コスト感:★ マンション向き度:△ 小規模物件向け ラジカル 耐用年数:12〜15年 コスト感:★★ マンション向き度:◎ バランス良好 フッ素 耐用年数:15〜20年 コスト感:★★★ マンション向き度:◎ 長期修繕コスト削減 無機 耐用年数:18〜25年 コスト感:★★★★ マンション向き度:◯ 高層・海沿いに最適 面積が大きい分、単価差×数千㎡=数百万差になるから、長期視点で修繕積立金とのバランスを検討しよう。  工程と期間のイメージ(80戸・7階建ての場合) 1.足場組立 … 1〜2週間 2.高圧洗浄 … 3日 3.下地補修(爆裂・ひび割れ) … 1〜2週間 4.下塗り・中塗り・上塗り … 3週間 5.鉄部塗装・付帯部 … 1週間 6.バルコニー防水・共用廊下長尺シート … 1〜2週間 7.完了検査・足場解体 … 1週間 👉 合計:およそ2.5〜3か月が一般的。 概算費用の目安 ・延床 3,000㎡クラス(低層) … 2,500万〜3,500万円 ・延床 6,000㎡クラス(中層) … 4,000万〜6,000万円 ※足場・下地補修・防水を含む大規模修繕一式のレンジ。 鉄部サビが多い/タイル張替えが多いほど上振れするよ。 施工会社選びとチェックリスト 1.マンション大規模修繕の実績件数・規模 2.建築士 or 一級建築施工管理技士が現場常駐 3.住民掲示・WEB連絡ツールの整備 4.カラーシミュレーション&サンプルボード提出 5.アフター点検(1年・2年)と保証書を発行 結論:マンション塗装は“資産価値+住環境”の両輪がカギ! ・12年周期 + 劣化サインで検討開始 ・足場共用のワンストップ大規模修繕でコスト最適化 ・住民説明・工程公開でトラブル防止 ・長期修繕計画と積立金バランスで塗料グレード選定 管理組合と施工会社がタッグを組み、**「安全・品質・納得価格」**の三拍子をそろえた塗り替えを実現しよう!    

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2025年11月03日 更新

瓦の漆喰とは?──屋根を守る伝統素材の意外と重要な役割

瓦の漆喰ってどんなもの? 瓦屋根といえば和風や日本家屋の象徴だ。瓦そのものは非常に耐久性が高く、水を通しにくい素材だけど、**瓦と瓦の間や役物と瓦の接合部の“すき間”を埋めて止めているのが「漆喰(しっくい)」**なんだ。 湿気や風雨、地震などで瓦がずれたり動いたりするのを防ぐための下地的な存在として、瓦の頂部や端部に塗られている。見た目は白くて柔らかそうだけど、屋根の寿命を左右する実はとても大事な素材なんだ。 漆喰の役割と特徴 漆喰の役割は次の3つに集約されるんだ。 瓦の固定と耐風性の確保 風や地震で瓦がズレたり飛んだりするのを防ぎ、屋根構造を安定させる。 水の侵入を防ぐ 瓦のすき間にシーリング作用があり、雨水が屋根下地に浸透するのを防止する。 通気性と調温効果 漆喰は通気性があって湿気を逃がす性質も持っている。瓦下の木下地の劣化予防にも一役買う。 ただし、漆喰自体は時間とともに劣化しやすい。ひびや欠け、ボロボロ剥がれが出たら、瓦は固定されなくなり、防水性も落ちる。だからこそ定期メンテナンスが重要なんだ。 漆喰の施工や補修の流れ 漆喰補修や施工は次のような流れで進むんだ。 1.既存漆喰の劣化状況を確認して、剥落・ひび・崩れ箇所の補修範囲を決める。 2.剥がれやすい古い漆喰を撤去し、瓦のずれがないか調整する。 3.新しい漆喰を練って塗る。伝統的には石灰と海藻糊を使うけど、最近は性能安定のために専用モルタル漆喰も使われる。 4.塗布後は硬化乾燥まで数日かかるので、雨天や寒冷期の施工は控える。 5.補修後は年月ごとの点検記録を残して次のメンテに備える。 漆喰は厚さや勾配への対応、乾燥時間が仕上がりや耐久に影響するから、施工の確かさがそのまま屋根寿命に反映されるんだ。 注意したいポイントと業者選びの目安 漆喰は“伝統的”な工法と思われがちだけど、質と工期、気候を考えて適切な種類を選ばないと逆に剥がれやすくなるんだ。ここで確認しておきたい点をまとめたんだ。 ・どんな漆喰材料を使っているか(伝統素材 or モルタル補強タイプ) ・職人が瓦のズレや割れを調整する工程の有無 ・施工後の乾燥条件・時期が守られているか(湿気や雨避け) ・アフター点検や補修割れ時の対応保証の有無 業者を選ぶときには、見積もりの段階で「これまでの施工実績」「施工後の剥がれ率」「保証内容」も確認すると安心だ。契約前に写真付きで過去例を見せてもらえば、腕前が推察できる。 どういう場合に補修が必要か? 築10年を過ぎた瓦屋根では、漆喰の白さがくすんで見えたり、瓦のつなぎが崩れて黒く見えてきたりする。ほんの小さなヒビでも、そこから水が侵入して下地が腐るリスクもある。特に、 ・棟瓦(屋根の頂部の棟部)や平瓦の端部分 ・瓦下地が木造で湿気を吸いやすい構造 ・寒冷地や北側など結露が出やすい立地 こんな場所ほど、漆喰の劣化が進みやすいから要チェックなんだ。 まとめ 瓦の漆喰は、屋根の“接着剤”であり“防水と通気の役割”を併せ持つ重要な素材だ。優れた塗装よりも先に、瓦をそこに留めるための土台となる施工なんだ。 定期点検で漆喰の欠けや色の変化を見逃さず、必要に応じて補修・交換しておくことで、瓦そのものの寿命を大きく延ばせる。施工の質や材料、経験ある職人による対応を見ておけば、失敗しない屋根メンテが実現できるんだ。 しっかりした漆喰があるからこそ、瓦屋根は長く美しく、安心して暮らせる屋根になるんだ。    

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2025年10月27日 更新

自社施工の塗装会社とは?──現場重視&無駄なしで信頼性の高いスタイル

自社施工の塗装会社ってどんな会社? 自社施工の塗装会社は、営業から現地調査、工事、アフターケアに至るまで、すべてを自社スタッフで完結できる体制を持った会社なんだ。外注や下請けに頼らず、自社の職人たちが責任を持って現場に立つことで「誰がどこまで把握しているか」が明確になる体制だ。 この仕組みは、特に大手の塗装会社やリフォーム業者が下請けに仕事を任せて工程管理の複雑さやコスト増が起きるケースと比べると、現場と会社の意思疎通がスムーズになる大きな利点があるんだ。 自社施工の強みはどこ? 1. コストが明快で無駄が少ない 下請けや外注業者に中間マージンが発生しないため、材料費・職人費・諸経費などが見積もりに反映されやすく、コストの透明性が高い。契約後も「思っていたより余計な費用がかかった」といった驚きが少ない構造だ。 2. 現場対応と品質維持がスピーディー 営業から職人、現場監督まで自社で連携していると、気づいた問題や追加の下地処理が生じたときにすぐ対応できる。たとえば「シーリングにひび割れが見つかった」「塗装中に異音がした」など、現場での判断が迅速で、工期への影響を最小限に抑えられる。 3. 責任の所在が明確 トラブルが起きたときに「誰が責任を取るのか」が明らかだ。たとえ施工後に不具合が見つかっても、対応窓口がひとつであるため、確認や対応がスムーズに進む。これは「丸投げスタイル」の会社には真似できない自社施工の強みだ。 ただし注意が必要な点もある 自社施工を謳っているからといって、必ずしも安心とは限らない。会社の規模や職人のスキルが施工品質に直結するからだ。 小規模な会社だと、職人のスキルにバラつきがあったり、作業量が多すぎて人手不足に陥るケースもある。複数現場を掛け持ちする中で本来の施工レベルを保てなくなるリスクもあるので、「全員が経験豊富か」「現場体制に余裕があるか」などを事前に確認したほうがいい。 施主として確認したいポイント 職人や現場担当者の顔と実績が見えるか 見積もりや契約時に「施工を担当するのは○○さんです」「こういう現場を10年経験しています」といった具体的な情報が得られるかどうかが大事。安定した実績と職人の顔が見える関係が信頼に繋がるんだ。 現場管理のやり方が明確かどうか 現場の進捗報告があるか、写真記録や報告書が提出されるか確認するといい。工事中に発生した小さな仕様変更なども、記録が残っていればあとでトラブルになりにくい。 保証内容の整備があるか 施工後に不具合が起きた場合、どんな補償や点検体制があるかが分かるかどうか。保証書やアフター点検の内容が明記されていることで、自社施工の強みを実感できるはず。 自社施工が合う人は? こんな人に自社施工の会社は向いている。 ・現場状況をちゃんと見たい人:施工中に立ち合ったり、変更点を相談しやすい環境を望む人 ・コストを抑えつつ質も確保したい人:中間マージンを減らしても、施工精度を落とさない会社を探している人 ただし大規模物件や大手企業向けの修繕では、会社の実績や施工体制がそのまま品質に反映されやすい。会社規模やスタッフ構成にも注目してほしいんだ。 まとめ 自社施工の塗装会社は、営業から施工、アフターまで一社で対応し、コスト透明性や現場対応のスピードに優れた強みがある。ただし「自社だけで賄える実力」があるかどうかはしっかり見極めが必要になる。 現場の責任者が誰か、面談や施工中の報告体制が整っているか、保証制度があるか。これらを確認することで、自社施工ならではの安心と信頼性がぐっと高まるだ。  

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2025年10月23日 更新

一級樹脂接着剤注入施工技能士とは?コンクリート補修のスペシャリスト資格を解説!

「一級樹脂接着剤注入施工技能士」って、どんなことをする人なの? これはコンクリート外壁や床、橋脚などにできた浮き・ひび割れを、エポキシ樹脂などを注入して補修する技術を極めた職人に与えられる国家資格だよ。 鋼橋や建築塗装と同じ「技能検定」シリーズのひとつで、**樹脂注入分野の最上位資格が“1級”**なんだ。 普通の補修と何が違うの? 樹脂注入工法は、 1.浮きやクラックの位置を調査 2.ドリルで穿孔(せんこう) 3.専用ノズルを取り付け 4.エポキシ樹脂を高圧または低圧で注入 5.表面をパテ処理して仕上げ という流れ。 内部の空洞を樹脂で充填・接着して部材の強度を回復させるから、単なる表面塗装より高度な判断と技術が要るんだ。 試験は難しい? かなり本格的。 学科  金属材料・塗料化学・膜厚管理・安全衛生・法規 実技 〈例〉鋼板に3工程(下塗り・中塗り・上塗り)を制限時間内で仕上げ、外観/膜厚/付着力を規定値に収める 受検には実務経験 7 年以上(または二級取得後 2 年以上)が必要なので、そもそも熟練者でないとチャレンジできないんだ。 どんな現場で活躍しているの? ・マンション外壁のタイル浮き補修 ・学校・病院の大規模改修 ・高速道路の橋脚や床版のひび割れ補修 ・地下駐車場の漏水止水工事 要するに、コンクリートの寿命を延ばす補修現場に欠かせない存在なんだ。 発注者としては、どうチェックすればいい? 1.見積書に「一級樹脂接着剤注入施工技能士」の人数が明記されているか 2.実際に現場に入る職人が資格保持者かを確認 3.調査報告書・注入記録(圧力・樹脂量)を提出してもらえるか これを押さえると、手抜きや過少注入のリスクを大幅に減らせるよ。 まとめ:一級樹脂接着剤注入施工技能士は“コンクリート延命のエキスパート”! ・ひび割れ・浮きを内部から確実に補修する高度技術者 ・学科+実技+実務経験が求められる国家資格で信頼性抜群 ・公共・民間を問わず、建物やインフラの長寿命化に不可欠 大切な建物を長く守りたいなら、「一級樹脂接着剤注入施工技能士」が携わるかどうかを、ぜひチェックしてみてね!  

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2025年10月11日 更新

長尺シートって?──共用廊下やバルコニーで大活躍する“万能フロア材”の正体!

長尺シートとは何もの? マンションの共用廊下やバルコニーで、ゴムっぽいクッション性があって、柄が入った長いシート状の床材を見たことがない? あれが「長尺シート」だ。正式には“長尺塩ビシート”と呼ばれることも多く、塩化ビニル系の分厚いロールシートを接着剤で貼り付けて仕上げる。タイルや塗床と違い、切れ目が少なく端から端まで一気に敷けるのが特徴だね。 どんなメリットがあるの? 防滑&クッション性 表面に微細なエンボスや骨材が入っていて濡れても滑りにくい。さらに下地の衝撃を吸収するから、足音が柔らかくなる。 防水性アップ 下地とシートの間に専用接着剤を挟み、ジョイントを溶着テープで塞ぐので水が浸みにくい。雨ざらしの外廊下に最適! デザインが豊富 石目・木目・モルタル調など柄バリエーションが多く、既存の外壁や手すりとも合わせやすい。 短工期で施工OK コンクリートを打ち直すより速く、1日ごとにエリアを区切れば通行止め時間も短縮できる。 施工の流れをざっくりチェック 下地調整 ・ひび割れや段差をモルタル補修して平滑に。 プライマー塗布 ・コンクリ面に専用プライマーを塗り、接着力を底上げ。 シート圧着 ・裏面に接着剤を塗って空気を抜きながらローラーで密着。 ジョイント溶着 ・継ぎ目に溶着棒や専用テープを当てて隙間をシール。 入隅・端部のシール ・立ち上がりや端っこをシーリング材で納めて防水を完了。 雨が多い季節や気温が5 ℃以下の時期は接着剤が硬化しづらいので、春〜秋の施工がベターだ。 デメリットはないの? 重い物を引きずると傷が入りやすい 台車や金属脚の家具をガッと動かすと表面がえぐれることがある。 直射日光で色あせする場合も 南向きバルコニーは10年ほどで表面UV層が白っぽく退色しがち。 部分貼り替えの色合わせが難しい 同じ品番でもロット差で色が微妙にズレることがある。 とはいえ、定期的にトップコートを塗れば退色や汚れをかなり抑えられる。 メンテナンスのポイント ・砂利や土を放置するとエンボスに入り込んで黒ずむので、週1回は掃き掃除+水洗いがおすすめ。 ・経年で継ぎ目シールが縮むと水が入りやすくなる。5〜7年ごとに溶着ラインを点検しよう。 ・色あせや粉ふきが目立ったら、クリヤー系トップコートを再塗布するとツヤと防汚性が復活する。 まとめ 長尺シートは、防滑・防水・デザイン性を一枚でこなす万能フロア材! タイルより軽量で工期も短く、足音をやわらげるおまけ付き。 「共用廊下のひび割れが気になる」「バルコニーが滑って危ない」と感じたら、長尺シートを選択肢に入れてみよう。上手にメンテすれば15年クラスで活躍してくれる頼れる相棒になるよ!

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2025年10月02日 更新

外壁塗装のバイカラーって?──ツートンで“わが家の表情”を一気にアップさせるアイデア!

バイカラーはどんな塗り分け? 外壁を 2 色で塗り分けるデザイン手法をバイカラー(ツートン)と呼ぶ。上と下を水平に切り替えたり、玄関まわりだけ縦ラインで差し色にしたり──組み合わせは自由自在! 単色仕上げに比べて立体感が増し、まるで新築のような「おっ!」という存在感が生まれるんだ。 外壁塗装は 10~15 年サイクルで訪れる大イベントだけど、色を決める時間は意外と短い。だからこそバイカラーという選択肢を知っておくと、より自分らしい外観を手に入れやすくなる! バイカラーが人気を集めるメリット 立体感と個性がぐっとアップ 色を切り替えると陰影が強調され、サイディングの凹凸や窓まわりのラインが際立つ。ご近所の家と似た外観でも、ツートンにするだけで「同じ建て売り?」と気付かれにくくなる。 汚れの目立ちにくさをデザインで解決 1 階は泥はねや雨だれが付きやすいから濃色、2 階は太陽光を受けやすいので淡色にすると汚れと色あせのバランスが取れる。定番だが効果は大きい! 色選びの失敗リスクを減らせる 「派手色を全面に塗る勇気はない…」という人でも、面積を 2~3 割に抑えれば差し色として取り入れやすい。ちょっと遊び心を出しつつ、全体は落ち着いて見えるのがバイカラーの魅力だ。 配色セオリーを押さえよう トーンをそろえる  上だけパステル、下だけビビッドだとチグハグに見えやすい。彩度や明度をそろえると統一感が出る。 面積比は 7:3 が基本  メイン 70%、アクセント 30% を意識するとバランス良好。玄関ポーチや出隅のラインをアクセント側にすると自然にまとまる。 サッシや屋根色とケンカしないか確認  アルミサッシがシルバーなら寒色系がなじみやすい、瓦屋根が黒なら外壁を少し濃いめにしても重くなりすぎない。既存の付帯色を「第3の色」と考え、配色チャートで並べてみよう! 人気組み合わせの実例 メイン色×アクセント色 印象と効果 アイボリー×ダークブラウン 温かみ+落ち着き。レンガ調や木目調の玄関ドアとの相性が◎ ライトグレー×ネイビー 都会的でシャープ。黒サッシとのコントラストが映える ベージュ×テラコッタ 南欧テイスト。植栽の緑が引き立ち、リゾート感アップ ホワイト×ブラック モダン&ミニマル。帯板や軒天の陰影がクッキリ どの組み合わせでも「艶」はそろえるのが鉄則。同じ 3 分艶なら 3 分艶で合わせよう。艶差があると、晴天時に色ムラのように見えることがあるんだ。 塗り分けパターンで変わる見え方 水平ライン 1 階と 2 階を分けるスタンダード。重心が安定し、ファミリー向け戸建てにマッチ。帯板や幕板が入っていれば境目が取りやすい。 垂直ライン 玄関ポーチや出隅だけアクセント色に。縦のラインが強調され、スリムな外観に見える効果が高い。狭小地でも高さが際立つんだ。 コーナー・ポイント使い 出隅、バルコニー壁、玄関まわりだけ色を替えるお手軽アレンジ。塗装面積が少なく予算も抑えやすいのに、メリハリはしっかり出る。 失敗しないためのチェックリスト ・A4 以上の大判サンプルを屋外で確認  小片サンプルは室内用。太陽光の下で必ずチェック! ・現場の凹凸や目地ラインを意識  境目がまっすぐ通るか、塗り分けやすいラインがあるかを職人と相談。 ・ご近所の景観ルールを確認  景観条例や管理規約で派手色が制限されていないかチェック。 ・艶・塗料グレードをそろえる  シリコン+無機など異なるグレードを混ぜると経年の色差が開きやすい。 バイカラーが向いている家・向かない家 ☆向いている  サイディングで凹凸や帯板がある、屋根がブラック系、玄関ポーチが張り出している――こんな家は塗り分けラインが取りやすくバイカラー向き。 ★向きにくい  モルタル一枚壁で段差がなく、帯板もないフラット外壁。境目を見失いやすく、養生手間も増えるので横一線の水平ツートンが無難かも。 予算感と工期イメージ 単色仕上げに比べ、バイカラーは境目の養生と塗り替え回数が増えるぶん、総額で 5〜10%アップするケースが多い。ただし面積の 3 割をアクセント色にする程度なら、塗料コストの差額はわずかなので、ほとんどは手間賃の増加分。工期も 1〜2 日伸びる程度だ。 「どうせ足場を組むなら」と考えれば、10 年に一度のチャンスで数万円上乗せする価値は十分ある。 まとめ バイカラー塗装は、たった 2 色で外観の印象を劇的に変える頼もしいテクニック! 配色バランス、塗り分け位置、艶感――この 3 点を押さえれば「派手すぎた」「ぼんやりした」と後悔するリスクがぐっと減る。色見本を屋外で確認しつつ、ツートンのセオリーをちょっと意識すれば、わが家が見違えること間違いなし。次の外壁リフォームでは、ぜひバイカラーに挑戦して、新たな表情を手に入れてほしい!      

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2025年09月12日 更新

タイル面の防水塗装とは? 美観と防水性を両立させるための大切な施工

タイル面の防水塗装ってどんな施工? タイル張りの外壁や床は見た目が高級感があり、耐久性も高い素材だ。ただしタイル自体は水を通さなくても、目地や下地の劣化から水が侵入することがあるんだ。そこで行うのが「タイル面の防水塗装」なんだ。 この施工は、タイルの美しさを保ちながら、下地や建物内部への浸水を防ぐためのもの。透明の防水材を塗布して表面をコーティングする方法や、場合によっては目地にシーリングや防水材を打ち直してから塗装する方法があるんだ。 防水塗装の目的と効果 タイル面の防水塗装にはいくつかの大事な役割がある。 水の侵入を防ぐ:ひび割れや目地の劣化部分から雨水が入るのを防ぐ 美観の維持:コーティングで表面に光沢を与え、汚れやカビを防ぎやすくする 劣化スピードを遅らせる:水や汚れをはじくことで、タイルや下地の寿命を延ばせる 特に築年数が経ったタイル面では、見た目に問題がなくても目地や下地が傷んでいる場合が多いんだ。 施工の流れ タイル面の防水塗装は、まず下地調査から始まる。浮いているタイルやひび割れがある部分は、事前に補修や張り替えを行う必要がある。次に高圧洗浄で表面の汚れやカビを落とし、下地を清潔な状態にする。 その後、必要に応じて目地の補修やシーリングを打ち直し、最後に防水材やトップコートを塗布する。透明のコーティング材を使えばタイルのデザインをそのまま活かせるし、半透明や着色材を選べば色味を変えることもできるんだ。 注意点と業者選び タイル面の防水塗装は、タイルの状態によって施工方法が変わる。タイルが大きく浮いている場合や下地が劣化している場合は、ただ塗装するだけでは意味がない。補修を含めた提案をしてくれる業者を選ぶのが大事なんだ。 さらに、使用する防水材の種類によって耐久年数や見た目の仕上がりも変わる。見積もりのときには「どんな材料を使うのか」「耐久性はどのくらいか」をしっかり確認しておくと安心だ。 まとめ タイル面の防水塗装は、見た目の高級感を保ちながら、建物を水の侵入から守るための大切な施工だ。特に築10年以上のタイル外壁や床では、目地や下地の劣化が進んでいることが多く、放置すると雨漏りや剥落の原因になる。 施工内容や使用する材料、下地補修の方法をきちんと説明してくれる業者を選ぶことで、美観と防水性を両立できる仕上がりが期待できるんだ。        

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2025年08月27日 更新

塗装前の高圧洗浄とは?“塗膜を長持ちさせる”最初の超重要ステップ!

塗装をする前に高圧洗浄? いきなり水で洗う理由って何? 実は塗装で一番大切なのは、“下地をどれだけキレイにするか”なんだ。 高圧洗浄は、外壁や屋根に付いたホコリ・カビ・コケ・チョーキング粉・排ガス汚れを一気に除去し、 塗料がしっかり密着できる素地を整えるために行う“必須工程”だよ。 高圧洗浄の基本メカニズム ・使用機材  高圧洗浄機(7~15MPa:一般の家庭用の約5~10倍の圧力) ・洗浄水量  10~15L/分で一気に洗い流す ・洗浄距離  外壁:ノズル先端を20~30cm離す/屋根:10~20cm ・時間の目安  戸建て外壁&屋根で 6~8時間(乾燥は24時間以上) ポイント:圧が強すぎると下地を傷めるので、材質に応じて圧力を調整するのがプロの腕の見せどころ! 高圧洗浄を怠ると起こるトラブル 1.早期の塗膜剥離 汚れと一緒に塗膜が浮き、1~2年で剥がれることも。 2.色ムラ・艶ムラ 表面の油分や旧塗膜粉が残ると、塗料が弾いてムラになる。 3.カビ・コケ再発 根が残ると、塗装後も下から繁殖し塗膜を押し上げる。 結局、“安く・早く”済ませたつもりが大きな出費に繋がるんだ。 高圧洗浄の種類と使い分け 水洗い(標準) 特徴:水だけで汚れを飛ばす 使う場所:基本の外壁・屋根全般 バイオ洗浄 特徴:専用洗浄剤+高圧水、カビ・藻を根こそぎ分解 使う場所:北面・日陰・コケが酷いサイディング トルネードノズル 特徴:回転水流で頑固な付着物を除去 使う場所:厚いコケ・旧塗膜浮きが酷い屋根 ソフト洗浄(低圧) 特徴:木部・モルタル劣化部を傷めず洗う 使う場所:劣化度合いが大きい壁面や窓枠まわり 洗浄後の“乾燥時間”が肝心 夏季:6~12時間 春秋:24時間 冬季 or 湿気が多い北面:36時間以上が理想 水分が残ったまま塗装すると、**膨れ・白化(ブリスター)**の原因になるから、 **「洗浄→翌日は乾燥日、その次に下塗り」**が王道工程だよ。 施主(お客様)がチェックすべきポイント ・洗浄圧と施工範囲を書面で提示しているか ・バイオ洗浄が必要な箇所を現場調査で説明してくれるか ・洗浄中の写真を撮影し、報告書で確認できるか ・養生(水しぶき対策)が隣家・植栽にも徹底されているか これを押さえれば、「念入りにやった」かどうかが一目でわかるよ! まとめ:高圧洗浄は“見えない所ほど大切”な塗装品質のカギ! ・塗装前の必須工程。汚れゼロ→密着100% ・水圧・洗浄剤・乾燥時間を現場ごとに最適化 ・手抜き=塗膜寿命を半減させる最大リスク 外壁塗装を成功させたいなら、「高圧洗浄はどのくらい時間をかけますか?写真で確認できますか?」 この一言で、工事品質の違いがぐっと見えてくるよ!  

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2025年08月07日 更新

モルタル壁に浮き膨れの原因

モルタル壁が浮いたり膨れたりすることってあるの? あるんです!モルタル壁は強度が高くて丈夫な外壁材ですが、施工後に時間が経つと、表面が浮いたり、膨らんだりすることがあります。 壁が浮いてくると、ひび割れが発生しやすくなったり、最悪の場合、モルタルが剥がれ落ちてしまうこともあるんです!見た目が悪くなるだけじゃなく、建物の耐久性にも影響するので、しっかり原因を知っておくことが大切ですよ。 なんでモルタル壁に浮きや膨れができるの? モルタル壁が浮いたり膨れたりする主な原因は 「下地との密着不良」「水の侵入」「温度変化」「経年劣化」 の4つが考えられます! 1. 下地との密着不良 モルタル壁は、コンクリートやラス網(ワイヤーメッシュ)などの下地の上に塗り重ねて施工するんですが、このときにモルタルと下地の密着が弱いと、時間が経つにつれて浮いてきてしまうことがあるんです。 特に、新築時の施工で「下地処理が不十分だった場合」や「モルタルを塗るタイミングが適切でなかった場合」に、浮きやすくなります! 2. 水の侵入 外壁にひび割れができたり、シーリング材が劣化したりすると、そこから雨水が入り込んでしまいます。水が下地とモルタルの間に染み込むと、モルタルが剥がれやすくなり、浮きや膨れが発生しやすくなるんです! 特に、塗装が劣化して防水性が落ちていると、モルタルが水を吸収しやすくなり、雨の多い地域ではこの影響が顕著に出ます。 3. 温度変化による膨張・収縮 モルタルは気温や湿度の変化によってわずかに膨張・収縮を繰り返します。この動きが長年続くことで、モルタルと下地の間に隙間ができ、浮きや膨れの原因になることがあるんです。 特に、夏の暑さと冬の寒さの温度差が大きい地域では、この影響が出やすいですね。 4. 経年劣化 どんなにしっかり施工されたモルタル壁でも、長い年月が経つと、徐々に下地との密着が弱くなり、浮きや膨れが発生することがあります。 特に、30年以上経過した建物では、壁の剥離や浮きが目立つことが多いんですよね。 浮き・膨れが発生したモルタル壁はどうすればいい? モルタル壁の浮きや膨れを見つけたら、そのまま放置しないことが大切! 早めに対策をすることで、被害を最小限に抑えられます。 【軽度の浮きや膨れの場合】 部分的に補修する 壁の浮きが小さい場合は、専用の補修材を使って部分的に補修することができるよ。 ひび割れをシーリング材で埋める 浮きの原因が「ひび割れからの水の侵入」の場合は、シーリング材でしっかり隙間を埋めて水の侵入を防ぐことが重要! 再塗装する 浮きが軽度で、モルタルが剥がれていない場合は、塗装をやり直すことで防水性を向上させられるよ! 【重度の浮きや膨れの場合】 浮いた部分を撤去する モルタルの浮きが大きい場合は、浮いた部分を削り取って、しっかりと補修し直す必要がある! モルタルを塗り直す もし下地との密着が悪い場合は、新しいモルタルを塗り直すのがベストな方法になるね。 外壁を張り替える 範囲が広く、モルタル全体が劣化している場合は、思い切って外壁をリフォームするのも一つの方法。最近では、モルタルの上からサイディングを張る「カバー工法」なども選択肢として考えられるよ! そもそも、モルタル壁の浮き・膨れを防ぐ方法はある? 完全に防ぐのは難しいけれど、日頃のメンテナンスや適切な施工をすることで、浮きや膨れのリスクを減らすことはできる! ✅ 定期的にひび割れやシーリングの劣化をチェックする → ひび割れや目地の劣化を早めに発見すれば、水の侵入を防げる! ✅ 防水性の高い塗料を使う → モルタルの塗装が劣化すると水を吸いやすくなるため、定期的に塗装をすることが大切。弾性塗料など、ひび割れに追従しやすい塗料を選ぶと◎ ✅ 外壁の定期点検をする → 10~15年ごとに外壁の状態を専門業者にチェックしてもらうことで、大きなトラブルを未然に防げるよ! まとめ:モルタル壁の浮きや膨れは早めの対策が重要! モルタル壁の浮きや膨れは、「下地との密着不良」「水の侵入」「温度変化」「経年劣化」などが主な原因。特に、水の侵入を放置すると、モルタルが剥がれ落ちるリスクもあるので注意! 浮きを見つけたら、軽度なら部分補修、重度ならモルタルの塗り直しや外壁の張り替えを検討するのがベスト! 定期的な点検とメンテナンスを行うことで、モルタル壁を長持ちさせることができるので、気になる症状があれば早めに対策するのがおすすめ!

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